第3回
弁護士法人カイロス総合法律事務所の社会貢献 (本質疑応答の文責は、弁護士法人カイロス総合法律事務所代表弁護士田邊勝己にあります。)
質問
弁護士法人カイロス総合法律事務所では、社会貢献や公益的活動についてはどのようにお考えですか。弁護士法人カイロス総合法律事務所代表弁護士の田邊勝己弁護士から回答して頂けますか。
回答 弁護士法人カイロス総合法律事務所代表弁護士田邊勝己
弁護士法人カイロス総合法律事務所では、社会貢献や公益的活動について、大変重視しており、これまでも様々な活動をしてきました。弁護士は、そもそも弁護士法第1条で正義と自由のために積極的に活動することを求められています。この意味で、弁護士そのものが公的存在ともいえるのです。弁護士が日本弁護士連合会と各地の弁護士会に強制加入させられるのは、かような意味を有しているからです。弁護士法人カイロス総合法律事務所は弁護士が憲法で究極の価値とされる個人の尊厳を厳粛に守り、基本的人権を擁護するためには、自らが人間として常に成長し、精神的価値を高め、人格を陶冶する必要があると考えています。そのためには、我々は社会の一員であることを自覚し、ひとりよがりな考えをせず、職務においては特定の思想に偏ることなく、社会貢献することが大事であると考えています。
質問
これまでどのような活動をしてきたのですか。弁護士法人カイロス総合法律事務所代表弁護士の田邊勝己弁護士から回答して頂けますか。
回答 弁護士法人カイロス総合法律事務所代表弁護士田邊勝己
これまでいろいろな活動をして参りましたが、やはり印象に残っているのは、平成23年3月の東日本大震災の際のボランティア活動です。当時、東京も大変な事態となりましたが、弁護士田邊勝己は、東北高速道路が開通してすぐの平成23年3月末から4月初旬にかけて、ボランティア有志の人たちと7名で岩手県釜石市に炊きだしに行きました。東京から直径1メートルの大鍋と700万円分の食材や寄付するための古着などを満載して自動車を走らせました。到着したときの光景は今でも忘れられません。本当にご冥福をお祈りします。
質問
釜石市長から感謝状を貰ったのですか。弁護士法人カイロス総合法律事務所代表弁護士の田邊勝己弁護士から回答して頂けますか。
回答 弁護士法人カイロス総合法律事務所代表弁護士田邊勝己
平成23年の震災から約7年後の令和元年になって釜石市長から感謝状が届きました。あの時のボランティア活動を覚えていてくれたのだと胸が熱くなりました。同時に感謝状を贈るのに約7年の歳月を要した釜石市の傷跡の大きさや今なお絶えないご苦労があるのだと思い、沈痛な思いでした。私たち弁護士はこれからも社会のために貢献しなければ気持ちを新たにしました。
質問
障害者に対する支援活動もしているそうですね。弁護士法人カイロス総合法律事務所代表弁護士の田邊勝己弁護士から回答して頂けますか。
回答 弁護士法人カイロス総合法律事務所代表弁護士田邊勝己
はい。弁護士法人カイロス総合法律事務所の顧問先が毎年、SPORTS&HEARTという障害者のスポーツ支援のためのイベントを東京渋谷で開催しています。弁護士法人カイロス総合法律事務所は毎年このイベントに積極的に参加し、協賛させて頂いています。
質問
人々の暮らしの安全と安心の社会のための活動をしていますか。弁護士法人カイロス総合法律事務所代表弁護士の田邊勝己弁護士から回答して頂けますか。
回答 弁護士法人カイロス総合法律事務所代表弁護士田邊勝己
はい。人々が安心して安全な生活を送るために、各地の警察が日夜努力しています。弁護士の職務としては、刑事事件において、利害が対立することはありますが、それは仕事の面です。私たち弁護士も社会の一員であり、安心、安全な社会を守るために活動している警察活動を応援することは当然です。弁護士法人カイロス総合法律事務所は、様々な警察活動に協力しています。
質問
田邊勝己弁護士は、警察からたくさんの表彰状を頂いているということもあるのですか。弁護士法人カイロス総合法律事務所代表弁護士の田邊勝己弁護士から回答して頂けますか。
回答 弁護士法人カイロス総合法律事務所代表弁護士田邊勝己
はい。誠に光栄なことですが、たくさんの表彰状を頂いています。
質問
田邊勝己弁護士は、警察で講演を頼まれることもあるのですか。弁護士法人カイロス総合法律事務所代表弁護士の田邊勝己弁護士から回答して頂けますか。
回答 弁護士法人カイロス総合法律事務所代表弁護士田邊勝己
はい。これまで警視庁の講堂で大勢の捜査員を前に講演したり、警察署で講演したことがあります。
質問
田邊勝己弁護士は、警察の武道始式に招待されたこともあるのですか。弁護士法人カイロス総合法律事務所代表弁護士の田邊勝己弁護士から回答して頂けますか。
回答 弁護士法人カイロス総合法律事務所代表弁護士田邊勝己
はい、今年もある警察署の武道始式に行ってきました、人権を守り安心安全な社会を守るために日本古来の武道の研鑽を積み、健全な身体と精神を養うべく頑張っている地域の警察官の皆様の真剣な武道始式には、こちらも身が引き締まる思いです、我々も弁護士の立場から人権擁護と安心安全な社会のために努力しなければならないと思います。
質問
弁護士会も社会貢献活動を重視しているのですか。弁護士法人カイロス総合法律事務所代表弁護士の田邊勝己弁護士から回答して頂けますか。
回答 弁護士法人カイロス総合法律事務所代表弁護士田邊勝己
弁護士会は公益活動を重視しています。しかし、研修に出るとか、弁護士会の狭い活動にすぎない委員会の出席率で公益活動の有無を判断するとか、本当のボランティア精神は反映していないと思います。弁護士全員で地域を掃除するとか、振り込み詐欺被害を防ぐために銀行に詰めるとか、もっと出来ることがあると思います。会長選挙や副会長選挙をしている労力と時間とお金があるなら、もっと違うことができると思います。現状の弁護士会の活動では、陛下から勲章を貰うための名誉感情で動いていると批判されても仕方がないと思います。
質問
弁護士会の法律相談はどうですか。弁護士法人カイロス総合法律事務所代表弁護士の田邊勝己弁護士から回答して頂けますか。
回答 弁護士法人カイロス総合法律事務所代表弁護士田邊勝己
弁護士会が、一般向けに法律相談を行っているのは、国民が簡単に弁護士にアクセスできる場所を提供しているので素晴らしいことだと思います。
しかし、弁護士田邊勝己が本当に驚いたことがあります。それは、地下鉄サリン事件の時のことでした。弁護士田邊勝己はサリンの撒かれた地下鉄には乗り合わせませんでしたが、同じ時刻頃、東京霞ヶ関にいました。当時の田邊勝己弁護士の弁護士事務所は東京虎ノ門にありました。その悲惨さを体験したことから、後になって、ボランティア活動として、被害者の法律相談をしたり、破産管財に債権届書の書き方を教えるという法律相談会がありましたので、弁護士田邊勝己は、早速、相談員に応募し、相談会場に行きました。すると、壇上で相談会の説明をする弁護士が債権届を書いてあげるなどの行為をする場合には3万円を貰って下さいと言うのです。私は、唖然としました。まさに、被害者便乗商法です。こういう弁護士が今でも多いのです。弁護士なら民事的に被害回復など出来ないことが分かっていて、一人あたり少額の弁護料を貰い、数で商売している弁護士が多いのです。弁護士田邊勝己は、手を上げて発言しました。「私は一円も貰わない。今日は皆でボランティアで集まったのではないか。商売なんかするな。」と。食えない弁護士という言葉があります。私達弁護士は、たとえ、食えなくても品性を落とすべきではありません。